第60回を迎えた金沢百万石まつり。ここ数年で行列も様変わりしました。
商工パレードや木遣り行列はなくなり、商工会主催だった頃の面影はなくなりました。駅前出発になった後も、かぶき者行列は不評だったのかなくなり、今年は歴代藩主行列があるということ。
今年もうちわ手に入れました。2枚目。これからうちわ集めようかな。
今年は駅前で見るために1時間半前に到着。
出発に向かう武者行列隊の方々を見送りながら席取り。とはいえ、すでにこの時間では遅し・・・でした。やはり駅前では観客席となる場所が少ないよな。
14時になってそろそろ始まろうかという時になって、報道が列になって・・・
って見えないじゃないか!!
来られない方はテレビで観るんだけど、この場所で観ている人はどうなるんだ!今年は生放送が一局減って二局になったはずなのに、金沢市はもっと報道規制しろよ。
と怒り収まらぬ中、迫力ある太鼓演奏が始まり、心は祭り気分に。
投稿者: Tadashi
第60回記念金沢百万石まつり 盆正月
第60回を迎えて142年ぶりに盆正月が復活しました。
三の丸では、作り物や展示コーナーが露店風に並び、百万石まつりを盛り上げています。
藩政期さながらに瓦版がまかれ、パンフとともに1枚いだたいてきましたよ。
今日は天気が良くてよかったです。一角には藩政期の遊戯として、「矢場」と
「千本引き」が登場です。子供たちが楽しそうに遊んでいました。景品は今風ですが。
造り物として、能登キリコ模型
金沢城辰巳櫓模型
わら細工で造る宝船と米俵
平成の加賀獅子
Windows8はWindowsなのか?
タッチパネルでWindowsタッチの練習を始めたばかりなのに、次のWindows8の新UI(ユーザーインターフェース)を見てビックリ!しました。
上の画像が今日公開されたばかりの新UIです。
これがWindowsか!?と疑うばかりですが、それもそのはず、Windows Phone 7に採用されているUIをそのままパソコン用OSに持ってきたのですから。
衝撃的な新UIの動画がYouTubeにアップされています。
Building “Windows 8” – Video #1
http://www.youtube.com/watch?v=p92QfWOw88I
リアルなキーボードを使わず(キーボードまでアプリ)、指で画面をどんどん切り替える、これは大きなモバイル画面と言わずに何なのか?Windowsの所以たる複数のウィンドウが開く画面は過去のものか・・・
と思っていたら、Office(ビデオでは2010)は今のWindows7と変わらない画面になった。今までのUIも残っているようです。ひと安心。
Windows8登場により、ますますタッチパネルディスプレイが当たり前の世になりそうです。(期待も込めて!)
タッチパネルについて勉強してみた
タッチパネルディスプレイを購入したので、この際だからより深く調べてみた。
入力ケーブルによる分類は2種類ある。
・USBシリアル転送
・RS-232Cシリアル転送
現在はCOMポートが搭載されていない機種も多いので、主流はUSBシリアル転送になっている。
検出方式による分類は4種類ある。
・アナログ抵抗膜方式(感圧式)
・アナログ容量結合方式(静電容量方式)
・超音波表面弾性波(SAW)方式
・赤外線光学イメージング方式
以上はほぼ登場した順となっている。
それぞれの検出方式がどういうものなのか?簡単にまとめると、
・アナログ抵抗膜方式(感圧式)
指やペンなどで押した画面の位置を電圧変化の測定によって検知する。
・アナログ容量結合方式(静電容量方式)
画面に指で触れると発生する微弱な電流、つまり静電容量(電荷)の変化をセンサーで感知し、タッチした位置を把握する。
・超音波表面弾性波(SAW)方式
指などで触れた画面の位置を超音波表面弾性波の減衰によって検知する。
・赤外線光学イメージング方式
指などで画面に触れると、赤外光が遮光された影をイメージセンサーがとらえ、三角測量によってタッチした座標を求める。
実際の仕組みについては以下のページが詳しい。
なぜ画面に直接触って操作できるのか?――「タッチパネル」の基礎知識
http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1009/27/news004.html
それぞれの特徴(長所・短所)をマトリックスでまとめると次のようになる。
抵抗膜 | 静電容量 | 超音波 | 赤外線 | |
光透過性 | × | ○ | ○ | ◎ |
指タッチ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
手袋タッチ | ◎ | × | ○ | ◎ |
ペンタッチ | ◎ | △専用のみ | △専用のみ | ○非光沢素材 |
耐久性 | × | ◎ | ◎ | ◎ |
耐水滴 | ◎ | ◎ | × | ○ |
外光影響 | ◎ | ◎ | ◎ | × |
マルチタッチ | × | △投影型 | × | ◎ |
採用例 | スマートフォン | ATM キオスク端末 |
パソコンワイド型モニター |
ご覧のように、タッチパネルを採用する場所や周辺環境、使用用途によってベストな検出方式が変わってくる。スマートフォンが「アナログ容量結合方式(静電容量方式)」を採用しているところなどは、ポケットやバッグに入れているときに無用な検知をしないというベストな選択だと言える。
国内で多彩なラインナップを揃えるメーカーは、今はEIZOのみである。それを考慮しても、16:9のワイド型モニターでは「赤外線光学イメージング方式」のものしか存在していない。
タッチパネルを購入してみた
タッチパネルを購入してみた。
購入したのはEIZOの「T2351W」。液晶保護シートも同時に購入した。
汚れ、というより傷が気になるのと、それよりもタッチパネルはガラスを使用しているので蛍光灯が映り込む。パソコンディスプレイはノングレアが好きなのだが、保護シートを貼れば少し光沢を抑えられる。
一般用タッチパネルとしては最も大きな23型であるが、23型の保護シートを左下に合わせて貼ると、
右上がご覧のように5ミリほど開く。ちょっと気になるが、気泡なしに苦労して貼ったのでいまさら貼り直す訳にもいかないので諦める。
このタッチパネルは専用ドライバをインストールする必要があるが、ドライバを入れたあとは、タッチすると水面に落ちた雫のように反応する。これが意外に心地良い。
タッチパネルの性能は満足いくものである。タブレットもスマートフォンも持っていない私には、世間から一足遅れなのであるが、マルチタッチに対応したIE9なのでは、
拡大するのも簡単にできる。ピンチアウトって言うんだっけ?
タッチパネルはこれからのパソコンの可能性を感じさせてくれるものです。何つくろうか?
「加賀八家」と本多家
台風が日本列島に近づき、ここ北陸も大雨に見舞われています。
今日は石川県立美術館広坂別館で特別展の記念講演会が開催されました。先着70名で急ぎ申込みした講演ですが、周りの顔はよく知る顔ばかりです。
「加賀八家」と本多家というテーマで、本多俊彦氏と長谷川孝徳氏のお二人が講演しました。
まずは高岡法科大学准教授の本多氏は、「知行宛行状と叙爵にみる加賀八家」という知行宛行状という今まであまり聞いたことのない深いテーマでした。実は、本多蔵品館館長である現15代当主のご子息です。
叙爵とは従三位など朝廷より官職をいただくことですが、朝廷の直臣は各大名家であるので、本多家のような大名家前田家の家臣が官職をいただくことを陪臣叙爵といいます。
陪臣叙爵は尾張・紀伊・水戸の御三家と加賀前田家のみに許されたものですが、尾張・紀伊が6人、水戸5人、加賀4人という人数が大名の叙爵の官位によるものだと始めて知りました。加賀前田家は従三位参議なので4人と決められていたようです。
藩主である前田家から家臣に出される知行宛行状が、身分により、宛名書の書き出し位置が変わったり、書止や敬語の決まりごとで文字の崩し方や漢字なのかひらがななのか、ということが決まるという事実が実に官僚的です。
次に、元石川県立歴史博物館学芸員で、現在は北陸大学教授の長谷川氏による「八家の職務内容」というテーマによる講演。軍事組織がそのまま平時には行政組織となる、実に効率的な組織ですが、その伝統はどうやら今は連綿と続いているようです。
ちなみに、加賀前田家の家臣の役職は、最高位が「年寄」、次が「家老」、そして「若年寄」。家老が藩主の次ではないのでご注意を!
講演会終了後、講演会でも紹介された古文書を見るために、藩老本多蔵品館へ行ってきました。
絵島囲み屋敷
念願だった高遠町へ行ってきました。
城へ入る前に予備知識として高遠町歴史博物館へ。
高遠藩は保科正之が生まれ育った地であり、NHK大河誘致運動を進めているみたいです。知らなかった・・・
念願というのは桜で有名な城へ一度来たかった。今年はライトアップもなかったので、来年以降はぜひ桜の時期に来てみたい。
現在の企画展では、地元郷土史家が収集した高遠城の絵図を見ることができた。良かった。こういう方が一人でもいないと地元の歴史って残らないんですよ。
博物館の裏には高遠湖という大きなダム湖?が広がっています。
この博物館のもうひとつの目玉は「絵島囲み屋敷」です。
復元された建物ですが、当時そのままに復元されています。
柵に取り付けられた仕掛けが監禁屋敷だったことを如実に物語っています。
大奥の一大事件だった「絵島事件」。近年ドラマにもなっているので知っている方も多いと思うが、自分は流刑地がこの高遠だったことは知りませんでした。ここで過ごした晩年の生活は穏やかなものだったのでしょうか。
金沢城・兼六園研究会 5月総会
今日は、金沢城・兼六園研究会の5月総会の日でした。
今まで総会を行っていた石川県庁別館 生涯学習センターが取り壊されるので、今日は石川県立美術館ホールでの開催となりました。
今日は別の行事も重なっていたからか、総会は議決ギリギリの人数でしたが、21期加入者を含めて昨年より微減となった会員数は気になるところです。
研究会発足20周年記念と、兼六園開園記念を兼ねて金沢城・兼六園管理事務所と共催となった記念講演会は公開講座となり、一般の方が大勢入ってきて盛況です。
東京農業大学名誉教授の進士五十八氏による「日本庭園の魅力」は、進士氏の話し好きもあってか時間オーバーしましたが、庭園の成り立ちや特徴がよくわかりました。
20周年を迎えて、11年目から20年目のあゆみをまとめた記念誌もできました。
研究会誌「きくざくら」も20号の節目を迎えました。
そして、ここに記念すべき私の処女論文が掲載されました。
「加賀前田家の城に残る五芒星の刻印」
とても嬉しいですね。これからも頑張ろう!
企画展「利家夫人 まつ」
射水市新湊博物館で開催中の企画展「利家夫人 まつ -手紙が語る戦国女性の心-」を見てきました。
新湊在住の郷土史家、木蔵豊信氏の旧蔵品が博物館に寄贈されたことを記念する企画展ですが、前田利家室まつの書状が44通、二代利長の書状が四通、三代利常の書状が三通。中でもまつの書状は江戸に人質に行った後に、村井家に嫁いだ七女千代に宛てた、従来村井家文書として伝わっていたものがほとんどです(43通)。
当時の女性の文書の数としては群を抜いて多い「まつ」ですが(先に訪れた今年の大河の主人公「江」に至っては二通しか伝わっていない)、その内容は実に人の親らしい飾り気のない文章が綴られています。この機会を逃すと、一同に会する機会は当分ないと思われますので貴重な展覧会でした。
その後、隣りの道の駅で名物「白えびバーガー」を購入することに。専用の窓口を設けた道の駅一の人気商品です!
購入制限あり。この日の待ち時間は30分~40分とのこと。
しばし待つも、30分が過ぎ、40分が過ぎ、結局出てきたのは1時間後。
ついにご対面!今回が3度目となります。
どうです。おいしそうでしょ
見た目に反して冷たいバーガーです。それにしてもどこにそれだけ時間がかかるのかわかりません。
あっという間に完食。おいしいけど、ここまで待たされると受け取った時に笑顔の人が誰一人いないのは先行き不安になりますね。いつまでも名物が続きますように。
城端曳山祭 & true tears
三連休の最終日、隣県の南砺市城端にやって来ました。
今日は曳山祭です。六基の山車(曳山)と前に庵唄のための庵屋台が巡行します。
近年、国重要無形民俗文化財に指定された曳山祭で、今年は山車の修理技術者がたくさん招かれているようです。
出発地点のじょうはな座では普段は寄席などが行われるようですが、城端は2008年に放映されたアニメ「true tears」(P.A.WORKS)の舞台となった地であり、じょうはな座を背景とした新作ポスターもできていました。
商魂もたくましく、クリアファイル(800円)、ポスター(600円)、特別住民票(300円)。早速購入している人も。
傘鉾が出発地点に移動します。
曳山の出発地点は城端別院善徳寺の前となります。