来年2月公開の映画「さいはてにて」
今日はそのロケ地である珠洲市の木ノ浦海岸に行ってきました。ここは能登国定公園のひとつで、看板にあるように「木ノ浦海中公園」です。海中公園とはどういう意味でしょうね?
近くにスキューバダイビングポイントもあるようですので、夏には海水浴してもいいのかな?
ここにロケ地として建てられた舟小屋が寄贈されて残されています。営業もしていると噂を聞いたのですが、もう冬だからか閉まっていました。
北陸特有のどんよりした冬空の下では、より最果て感が増しますね。昭和40年頃の能登ブームの頃はたいへんな賑わいだったようですが、映画公開でまた少し盛り上がるといいですね。新幹線来ても金沢からはけっこう遠いです。
(車で2時間くらいかかります。それだけ乗れば上越や彦根まで行けてしまいます。これは県内人にも最果てです。)
海岸から見上げるとボロボロのところもあり、いつまで持つのでしょう。雰囲気はありますけど。
海岸の奥の方へ進むと潮だまりになっている場所がありました。
なにか居ないかな-?とのぞき込んでいると・・・
やどかりがたくさん歩いていました。やどかりなんて子供の頃以来で久しぶりにみたので、しばし観察してしまいました。
天候が悪化する予報だったので、海が荒れてくるのが分かっているのか、潮だまりの奥の方、奥の方へとやどかりたちは歩いていきました。同じ方向にみんなで歩いているとなかなか健気に思えてきます。
海岸の一部には小石と貝殻の道ができていました。
こうなったら貝殻探しでもしましょうか。寒空の下、海岸には自分ひとり。童心に帰ってしばし夢中に探しました。
やどかりの抜け殻の貝殻。割れずにシュークリームの形そのままのものがいくつか見つかりました。きれいですね。
ここはやどかりの天国のようです!
映画の公開は真冬ですので、暖かくなってから来てくださいね!