表
裏
配布場所:河内川ダム監視所 (9:00~16:00、土・日・祝日を含む、年末年始休み)
配布日:2019年6月10日~2019年6月23日 限定800枚
取得日:2019年6月23日
取得の追加事項:熊川地区での買い物レシートの提示
6月9日の竣工式には一般参加ができないとあって、今日竣工記念内見会が開催されました。11時と13時半で募集を開始し、1日を待たずに11時は埋まり、13時半も3日を待たなかったため急遽8時が追加されたものの1週間を待たずに満員となりました。運良く13時半に当選しましたので参加してきました。
ダムパンフや記念タオル、ダムカードなどの参加記念品
竣工記念カードは13時の内見会が始まる前に昼毎配布終了となったようで、内見会参加者が最後の配布者となった。
集合は熊川宿内の駐車場で2台のマイクロバスに分乗してダムへ向かいます。3回で100名ほどの参加者だったのではないかと思います。
ヘルメットと軍手を受付で受け取り、2班に分かれて見学に出発します。
自分は健脚者向けの階段コースにしました。
普段立ち入り禁止の階段を下りる。反対側は手すりも完成していたが、こちらはまだ途中の状態。段差も大きく子供には辛い高さ。
少し下りて、堤体の中に入る。
堤体の中の階段を下りる。横の溝を漏水が流れていることもあり少しひんやりとしている。
出ると堤体の下まで下りていた。
手前が本管放流ゲート室、奥が小電力発電所です。
最大出力199kwの発電を行い、関西電力への売電収入によって管理費を軽減する。
本管放流ゲート室内
下から見上げる堤体。下流見学広場が完成すればいつでもこの眺めを堪能できるようになる。
堤体の下の方から細い筋が流れている場所がある。
堤体内に戻り進む。ここが先の細い筋を内側から見た場所です。ここは堤体の漏水や地下水を配水している設備で90L貯まる毎に放水される。
プラムライン室および地震計室はわずかな風の影響を防ぐために二重のガラス戸になっている。
プラムラインは水圧や地盤変形によりダム堤体に生じるひずみを測定する装置。西陽に温められただけで堤体が膨張することがあるそうだ。
エレベーターは堤体内の67mを行き来していて、毎秒1m動く。
堤頂の取水ゲート室とエレベーター室の前にはクマ川さんをデザインしたマンホール蓋が2枚設置されている。
クマ川さんマンホール
取水設備は通常時にダム下部の放流口から水を流すための装置。
農作物や魚に影響が出ないように水面から数メートル下から取水するようにしている。
横に水質観測装置があり、毎日自動で水質や水温を測定している。
ダムデータ
所在地:福井県三方上中郡若狭町熊川
河川名:北川水系河内川
型式:重力式コンクリートダム
ゲート:ゲートレス(自然越流方式)
堤高:77.5m
堤頂長:202.3m
総貯水容量:800万m3
共同事業体:福井県・小浜市・若狭町
事業採択:1987年
本体着工:2012年
完成年:2019年