著者:高林玄宝
出版社:清泰寺長養軒
発行日:1958年2月15日
ページ数:55P
定価:非売品
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「此の機会に是非共、郷土史が欲しい。而して遭い難き五十年目一回の大法要を記念して之を発刊し、忘れられた鉈尾山城主の佐藤家及び小倉山城主の金森家の事蹟、並びに禅林の古刹清泰寺の沿革等、山紫水明の郷土の歴史のあらましを紹介して懐古の情を新たにすると共に、長近公の余光を偲んで広く其の徳功を宣布して、郷土の方々の発憤の資としたい。」
美濃市上有知については、昨年の大野城築城430年シンポジウムで初めて知りました。本書では、その上有知の城下町の歴史について、金森長近と佐藤氏を中心に記述されています。こういう郷土書は広く復刊してほしいですね。
大系真宗史料 文書記録編12 石山合戦
肥後加藤侯分限帳 青潮社歴史選書4
白山颪
加賀万歳 副田平治
鶴ヶ城後発掘調査報告書
編集:滋賀県立大学考古学研究室
発行:和歌山県龍神村教育委員会
発行日:2004年3月31日
ページ数:71P+図版40P
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
「鶴ヶ城跡は、玉置直虎が築城した中世の山城で龍神村役場から日高川を挟んだ対岸に位置する標高528mの増賀山の山頂に位置し、その存在は、古くから村民に知られておりました。このたび、鶴ヶ城及び周辺部の遺跡の発掘調査を平成11年度から平成15年度までの5カ年間で実施致しました。」
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伏見城跡発掘調査概報(伏見区水野左近東町)
歴史REAL vol.1 戦国合戦を科学する 洋泉社MOOK
出版社:洋泉社
発行日:2010年12月
ページ数:143P+DVD-ROM1枚
定価:880円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「科学的な視点から歴史を検証し、新事実・新説を取り上げながら、戦国史・戦国合戦のリアルな姿に迫る。vol.1は、鉄砲・弓の威力を探るほか、通説の実像、戦国を体感できる城址などを紹介する。」
いやー面白いですね。鉄砲は想像しているほど威力はなかった。戦国時代の弓は現代人には引けない。など戦国時代の今までの常識を覆す情報がてんこ盛りです。一般受けしないであろうけど、本当の戦国時代を知りたい人は買ってください!火縄銃の真実を収録したDVDも添付されてこの値段はお得です。vol.1ということになっているけど、vol.2の予告がないので本当にあるのか?期待してもいいのかな。