丹波笑路城発掘調査報告 亀岡市文化財調査報告書第7集

丹波笑路城発掘調査報告 亀岡市文化財調査報告書第7集
編集:亀岡市教育委員会
発行:亀岡市教育委員会
発行日:1978年3月31日
ページ数:199P+図版25P
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
「亀岡市教育委員会は、関西電力株式会社が公共事業として、福井県大飯発電所の発生電力を京阪神方面へ輸送する高圧架空線鉄塔を新設する予定地に、丹波笑路城(松尾山城)があることを確認しました。近世城郭の祖形となるべき石積等、中世城郭の原形をとどめていることがわかり、学術上価値の高い城跡の資料保存のため発掘調査を実施しました。」
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飯久保城跡 氷見市埋蔵文化財調査報告第38冊

飯久保城跡 氷見市埋蔵文化財調査報告第38冊
編集:氷見市教育委員会
発行:氷見市教育委員会
発行日:2003年3月31日
ページ数:36P+図版7P+付図1枚
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「貴重な文化財を保存し、そして活用を図るため、氷見市では主要城郭測量等調査事業を始めることになりました。そのまず初めといたしまして、国人狩野氏の居城として知られている飯久保城跡の調査を行い、多数の成果を得ることができました。」
本書によると、遺物はたいしたものはありませんが、遺構は虎口や土塁など残っているようです。

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芸州亀居城跡 -第1・2次発掘調査報告-

芸州亀居城跡 -第1・2次発掘調査報告-
編集:大竹市教育委員会
発行:大竹市教育委員会
発行日:1980年3月31日
ページ数:22P+図版12P
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
「このたび、発掘調査を行いました『亀居城跡』は、関ヶ原の合戦後、広島へ入部した福島正則により広島城の支城として、防長二国を支配する毛利氏に対抗する拠点として築城されたもので、慶長13年、5年の歳月を費し完成したものの3年後の慶長16年、徳川幕府の圧力により取りこわされたと伝えられている城です。昭和52年、本丸跡の大規模な当時の石垣出土が端緒となり、翌年10月広島県教育委員会のご指導を受けて、現地発掘調査を開始し、その結果、新たな遺構と遺物が多数出土し、慶長年代の城郭を知る貴重な文化遺産であることが確認されたのであります。」

書評:
亀居城の貴重な発掘調査報告。現在は石垣も積みなおされ、史跡公園として整備されていますが、整備前の貴重な写真も掲載されています。
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歴史の散歩道

歴史の散歩道
編集:勝山市総務部秘書・広報課
発行:勝山市総務部秘書・広報課
発行日:2010年3月
ページ数:100P
定価:700円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「この冊子は、広報かつやま平成12年4月号から平成21年2月号にかけて掲載された『歴史の散歩道』を加筆、修正し、まとめたものです。」
広報に掲載されていた記事を元にしているようですが、勝山の史跡散歩をするには興味ある記事がたくさんありますね。

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週刊絵で知る日本史18 関ヶ原合戦図屏風2[関ヶ原町本]

週刊絵で知る日本史18 関ヶ原合戦図屏風2[関ヶ原町本]
発行:小学館
発行日:2011年2月24日
ページ数:34P
定価:580円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
集英社から刊行された週刊シリーズ。合戦図屏風をテーマに全30冊、うち半分が戦国時代の合戦をテーマにしています。実物は大きいので全体図だと何が描いてあるかわかりませんが、アップと解説がついていて興味をひきつけます。
第18号は関ヶ原合戦の2冊目。島津軍にクローズアップ。ついに近所の書店では入手できなくなってネット書店で購入しました。
集英社分冊百科「週刊 絵で知る日本史」ホームページ
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湖北残照 歴史篇 戦国武将と浅井三姉妹

湖北残照 歴史篇 戦国武将と浅井三姉妹
著者:豊島昭彦
出版社:サンライズ出版
発行日:2010年12月
ページ数:256P
定価:1,600円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「浅井長政終焉の地・小谷城址、秀吉と勝家決戦の地・賎ケ岳古戦場、秀吉と三成が運命的出逢いを果たした観音寺・法華寺跡…。歴史に裏打ちされた伝統と文化が生きる琵琶湖北部の遺跡を訪ねる。」
琵琶湖東岸の歴史地を巡る旅日記。旅の参考にもなりますよ。
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週刊安土城をつくる 第109号

週刊安土城をつくる 第109号
発行:ディアゴスティーニ
発行日:2011年3月1日
ページ数:13P
定価:1,490円(5%税込)
オススメ度:★★☆☆☆
書評:
週刊第109号。柳本藩織田家に加賀前田家の分家の分家である大聖寺新田藩が関わっていたことを初めて知った。18年しか存在しなかった1万石の小藩だったらしい。
ディアゴスティーニ「安土城をつくる」専用サイト

安土城築城記 ディアゴスティーニ「週刊 安土城をつくる」

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江・浅井三姉妹博覧会公式ガイドブック 戦国の聖地を巡る

江・浅井三姉妹博覧会公式ガイドブック 戦国の聖地を巡る
著者:豊島昭彦
出版社:サンライズ出版
発行日:2010年12月
ページ数:95P
定価:1,200円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「大河ドラマ「江〜姫たちの戦国〜」の主人公、江のふるさとであり、戦国の聖地である北近江の見どころや歴史を案内。観光に役立つ情報が満載。平成23年1〜12月開催の「江・浅井三姉妹博覧会」の公式ガイド。」
NHK大河ドラマの公式ガイドブックですが、博覧会会場へ行ったついでに回れる周囲の観光地の紹介がついています。地元出版社ならではのスポットも掲載されています。
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証言本能寺の変 史料で読む戦国史

証言本能寺の変 史料で読む戦国史
著者:藤田達生
出版社:八木書店
発行日:2010年6月
ページ数:330P
定価:3,400円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「百家争鳴の「本能寺の変」を、従来の常識・通説に左右されることなく、良質の史料に基づき検証し、本能寺の変研究を織田政権論の重要なテーマとして位置づける。各史料には、読み下し文と平易な解説を付す。」
歴史的大事件であった本能寺の変を良質な史料から検証する本。あったようでなかった本がこの価格で入手できるのはありがたいですね。読み下し文もついていますので、自分なりの本能寺の変の解釈を考えてみようと思います。
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