発行元:尾山神社
発行日:1999年4月初版
ページ数:151P
編者:図説前田利家編纂委員会
定価:2,000円+税
オススメ度:★★★★☆
書評:
図説というだけあって資料として写真が多く掲載されていて面白い。NHK大河「利家とまつ」にあわせ第2版が出版された前田利家に関する人気書籍のひとつである。コラムに利家の肖像が16個も比較で載せられており興味深い。
よみがえる日本の城16 大垣城 津城
加賀百万石異聞 高山右近
よみがえる日本の城15 水戸城 川越城
出版社:学研
発行日:2005年4月初版
ページ数:64P+とじこみ付録 常陸国水戸城絵図 川越城図 川越城下絵図
監修:中井均、三浦正幸
定価:730円+税
オススメ度:★★★★☆
書評:
同社の「よみがえる日本の城」シリーズの第15弾。城の在りし日の勇姿をCG、イラスト、模型などで再現している。上野、下野、常陸、下総、武蔵の13城が対象。
関東はもともと沼地が広がり、城郭の発展が遅れていた地域のため、天守閣のある城郭がもともと少ないのであるが、本丸御殿など御殿建築を中心に遺構が残っている。現在市街地に埋もれてしまった宇都宮城もイラストが掲載されているが、平成18年度を目途に本丸の一部が復元される計画が進んでいる。イラストの一部でも復元されることは喜ばしい。