小峰城(白河城)二の丸跡地区発掘調査報告 白河市埋蔵文化財調査報告書第18集

小峰城(白河城)二の丸跡地区発掘調査報告 白河市埋蔵文化財調査報告書第18集
編集:白河市教育委員会、建設省東北地方建設局
発行:白河市教育委員会
発行日:1992年9月
ページ数:64P
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
「市民に親しまれている小峰城は、結城親朝が築造した土塁の平山城を寛永年間丹羽長重によって大改修されたものであります。その後戊辰戦争によって主な建物はすべて焼失しましたが、平成3年には本丸跡に三重櫓が復元され、現在前御門の建設にとりかかっているところであります。このたび、国の合同庁舎建設に伴い二之丸跡地の発掘調査を実施したところ内堀、外堀が検出されているところでありますので、ここに調査の結果を刊行します。」
続きを読む 小峰城(白河城)二の丸跡地区発掘調査報告 白河市埋蔵文化財調査報告書第18集

富山県指定史跡 増山城跡調査中間報告書

富山県指定史跡 増山城跡調査中間報告書
編集:砺波郷土資料館、砺波市立砺波散村地域研究所、増山城跡調査グループ
発行:砺波郷土資料館、砺波市立砺波散村地域研究所、増山城跡調査グループ
発行日:2004年3月30日
ページ数:28P+付図1枚
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「本書は、富山県指定史跡増山城跡を中心とした一帯の調査事業に伴う中間報告書である。」
付図は「増山城遺構概念図」です。数年前に総合報告書が発行されているので、中間報告書である本書の意義は薄れたが、高額でなければ入手してもよいでしょう。

続きを読む 富山県指定史跡 増山城跡調査中間報告書

新説恐竜の成長 平成23年特別展図録

新説恐竜の成長 平成23年特別展図録 新説恐竜の成長 平成23年特別展図録
編集:福井県立恐竜博物館
発行:福井県立恐竜博物館
発行日:2011年7月7日
ページ数:117P
定価:1,000円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「今回の特別展は、米国モンタナ州立大学付属ロッキー博物館監修のもと、成長にともなって、姿が大きく変化する恐竜たちを紹介いたします。モンタナ州で発見された素晴らしい恐竜化石の数々と、著名な恐竜学者であるジャック・ホーナー博士をはじめとするロッキー博物館スタッフの、長年の研究によって解き明かされた科学的根拠に基づく「全く新しい仮説」についてご覧いただきます。「ホーナー博士の新しい恐竜観」とも言える内容であり、恐竜についての「常識」とは異なる解釈もでてくるので、きっと驚かれるかもしれません。しかし、これこそが「科学のおもしろさ」なのです。」
トリケラトプスの成長の過程はとても衝撃的な内容です。恐竜好きには必見です!!

続きを読む 新説恐竜の成長 平成23年特別展図録

福井城跡(大名町交差点繊協ビル前地点) 福井県埋蔵文化財調査報告第79集

福井城跡(大名町交差点繊協ビル前地点) 福井県埋蔵文化財調査報告第79集
編集:福井県教育庁埋蔵文化財調査センター
発行:福井県教育庁埋蔵文化財調査センター
発行日:2004年3月30日
ページ数:26P+図版8P
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「本書は、福井駅周辺整備事業の一環として、平成13年度に実施した、地下道改修工事(大名町交差点繊協ビル前地点)に伴う福井城跡の発掘調査の報告書です。発掘面積はさほど大きくはありませんが、調査の結果、福井城築城以前の歴史を窺うことのできる内容が判明しました。」

続きを読む 福井城跡(大名町交差点繊協ビル前地点) 福井県埋蔵文化財調査報告第79集

白金館址遺跡Ⅱ

白金館址遺跡Ⅱ
編集:白金館址(亜東関係協会東京辨事所公舎等建設用地)遺跡調査団
発行:白金館址(亜東関係協会東京辨事所公舎等建設用地)遺跡調査会
発行日:1988年12月
ページ数:141P+図版63P+付図3枚
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
「本遺跡は、南接する港区特別養護老人ホーム建設用地とともに中世城館白金館址遺跡の一画に相当するが、本遺跡においては中世館址に関わると推定される遺構・遺物は確認されなかった。」
続きを読む 白金館址遺跡Ⅱ

白金館址遺跡Ⅰ

白金館址遺跡Ⅰ
編集:白金館址(特別養護老人ホーム建設用地)遺跡調査団
発行:白金館址(特別養護老人ホーム建設用地)遺跡調査会
発行日:1988年3月
ページ数:213P+図版84P+付図3枚
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
「本遺跡は中世館址である白金館址遺跡の一画に相当する。従って発掘調査の目的の一つに、中世館址に関わると推定される遺構・遺物の確認があったが、今回の調査では中世館址の存在を証すると思われる考古学的な情報は全く得られなかった。」
続きを読む 白金館址遺跡Ⅰ

富山藩天保の飢饉留記 付 関係御触書等 桂新書8

富山藩天保の飢饉留記 付 関係御触書等
編者:高瀬保
出版社:桂書房
発行日:1995年9月
ページ数:181P
定価:800円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「原本は前田文書「天保七八不熟飢饉略記」(富山県立図書館蔵)。原本を基本としているが、読みづらいので送りがなは現代かなづかいとしている。人名、地名、当時の役柄、難解な語句などは巻末の註釈で一覧できる。」
古文書の読み下し文がまとめられた本ですが、江戸時代の飢饉で人々がどうしたのか、とても興味深く読むことができます。文庫サイズですが昔を知ることができる貴重な本です。

続きを読む 富山藩天保の飢饉留記 付 関係御触書等 桂新書8

富山市日本海文化研究所紀要第6号 戦国期上杉支城の復原研究 富山県小矢部川左岸地域における中世山城とその性格

富山市日本海文化研究所紀要第6号 戦国期上杉支城の復原研究 富山県小矢部川左岸地域における中世山城とその性格
編集:富山市教育委員会、富山市日本海文化研究所
発行:富山市教育委員会、富山市日本海文化研究所
発行日:1993年3月31日
ページ数:95P
定価:不明 800円?
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「今回の論文は、越後上杉氏の支城であった今泉城(富山市)と小矢部川左岸地域の中世山城について、をテーマとされたものであります。掲載論文からは、改めて城郭研究における実地調査という基礎作業の重要性を感じることができ、また従来の文献中心の方法とは、違った視点での研究を促すものと思われます。」
富山県内の城をテーマに2論文掲載されています。いずれも興味深い内容です。紀要第2号と第4号にも論文が掲載されているそうですが、そちらも興味あります。

続きを読む 富山市日本海文化研究所紀要第6号 戦国期上杉支城の復原研究 富山県小矢部川左岸地域における中世山城とその性格

衣笠城跡・後山遺跡 横浜横須賀道路建設にともなう事前調査

衣笠城跡・後山遺跡 横浜横須賀道路建設にともなう事前調査
編集:横浜横須賀道路埋蔵文化財発掘調査団
発行:日本道路公団、横浜横須賀道路埋蔵文化財発掘調査団
発行日:1982年2月
ページ数:(衣笠城跡)27P+図版10P+(後山遺跡)45P+図版12P
定価:非売品
オススメ度:★★★☆☆
「本書は横浜横須賀道路建設にともなう事前調査の発掘報告書である。横浜から三浦半島へのバイパス道路として横浜横須賀道路が計画され、日本道路公団によって施行されることとなった。この路線が通過する葉山町と、横須賀市内でそれぞれ、埋蔵文化財が所在することがわかった。葉山町では後山遺跡、横須賀市では衣笠城跡である。神奈川県教育委員会ではこれらの遺跡の取り扱いについて日本道路公団と協議に入った。とくに衣笠城跡は平安時代に築かれた三浦氏の拠点であり、その城の南側部分を西から東へ縦断する形で道路が通過するよう計画されていた。この計画敷地内には空堀・土橋などが存在し、その現状保存について協議が重ねられた。しかし、地形上からまた、道路の構造上からもこれらの遺構を現状保存することは困難であるとの事で記録保存のやむなきに至ったという経過がある。なお、空堀の南側は当初土盛で道路を造る計画であったが、関係者の努力で橋梁に計画変更された。」
続きを読む 衣笠城跡・後山遺跡 横浜横須賀道路建設にともなう事前調査

城山 伊集院一宇治城史

城山 伊集院一宇治城史
編者:有馬俊郎
発行:鹿児島県伊集院町教育委員会
発行日:1971年9月
ページ数:188P
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
書評:
伊集院町の一宇治城についての貴重な小冊子。写真や系図がたくさん掲載されています。古いのでカバーありませんでしたが、もともとなかったのかわかりません。一宇治城については一番詳しいのではないでしょうか。

続きを読む 城山 伊集院一宇治城史