出版社:橋本確文堂
発行日:2007年4月初版
ページ数:166P
著者:松下良
定価:1,714円+税
オススメ度:★★★★☆
書評:
「本書は加賀野菜の父松下良が語る加賀野菜のドキュメンタリーである。昭和40年頃、金沢の伝統野菜が市場から次第に駆逐されていくさまを目の当たりにした老舗種苗店の五代当主・松下良は、『地元の野菜は先人が残してくれた文化遺産。このままでは、金沢独自の文化が消滅してしまう』と、それに危機感をいだき、仲間を集め立ち上がった。」
加賀野菜の名付け親である松下良氏による加賀野菜の物語。これを読めば加賀野菜について人一倍詳しくなります。
[目次]
第一章 金沢の伝統野菜 今昔語り
第二章 金沢の伝統野菜 珠玉の物語
さつまいも
加賀れんこん
たけのこ
加賀太きゅうり
金時草
加賀つるまめ
ヘタ紫なす
源助だんこん
せり
打木赤皮甘栗かぼちゃ
赤ずいき
くわい
金沢一本太ねぎ
二塚からしな
金沢春菊
明日の加賀野菜候補
絶滅してしまった品種
第三章 加賀野菜との出会いが生んだ物語 -人間・松下良を支えてくださる方々
資料編 加賀野菜15種目特徴