編集・発行:氷見市立博物館
発行日:2005年3月初版
ページ数:33P
定価:200円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「奈良時代に越中国守大伴家持が舟で遊覧したことで有名な布勢水海(ふせのみずうみ)ですが、潟がどのような大きさで、どのように人々の暮らしと関わっていたのかについては、あまり明らかではありませんでした。この特別展では、縄文時代の誕生から現代まで、周辺の遺跡の状況や出土遺物、絵図や写真などを元に、布勢水海の歴史をたどりたいと思います。」
本書は、平成17年3月4日から同年3月27日までの会期で開催された特別展の解説図録です。モノクロ記事(一部カラー)ではあるが、内容はよくまとめられている。本書は氷見市立博物館で購入できます。
氷見市立博物館 刊行図書ホームページ
[目次]
Ⅰ布勢水海誕生(縄文時代)
Ⅱ稲作のはじまり(弥生時代)
Ⅲ潟を制する者たち(古墳時代)
Ⅳ開発とリゾート(奈良・平安時代)
Ⅴ海運と山城(鎌倉~安土桃山時代)
Ⅵ進む干拓(江戸時代)
Ⅶ深田との戦い(近代)
Ⅷ生き続ける潟(現代)
Ⅸ文芸のなかの布勢水海
布勢水海関連年表