特別展 戦国・氷見 -国人たちの足跡-

特別展 戦国・氷見 -国人たちの足跡-
編集・発行:氷見市立博物館
発行日:1999年11月初版
ページ数:54P
定価:200円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「近年、城跡の測量・縄張り調査、遺跡の発掘調査、古文書の研究などが増え、地域の中世社会の様子が少しずつ明らかになってきました。特に、これまであまり知られていなかった氷見の国人について、少しずつその様子がうかがえるようになってきました。国人の動きは地域の戦国史を知る上で欠かせないものといえます。この特別展では、そうした国人の足跡を中心に、15・16世紀の氷見を、越中・能登の状況を踏まえて紹介したいと思います。」
本書は、平成11年10月22日から同年11月14日までの会期で開催された特別展の解説図録です。モノクロ記事ではあるが、内容はよくまとめられている。本書は氷見市立博物館で購入できます。
氷見市立博物館 刊行図書ホームページ


[目次]
はじめに
第一章 鞍河氏の活躍と衰退
第二章 八代氏の活躍と衰退
第三章 国人と寺院 三善氏・狩野氏・吉滝氏
第四章 上杉謙信の進出と長沢氏
第五章 菊池氏の登場
第六章 阿尾城下の復原
おわりに
関連年表
関係人物略伝