出版社:新人物往来社
発行日:1997年5月初版
ページ数:246P
著者:小島道裕
定価:3,000円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「地域社会に残る遺跡・地名・伝承・地誌などの歴史資料をもとにして、戦国期の近江地方の城館・城下町の様相を明らかにする。遺跡調査や城址めぐりに興味をもつ人必読のフィールド・ノート。 」
[目次]
第一章 城館趾・土豪・村落
1 中世城館の残り方
2 城館関係地名の地域性
3 城館趾と伝承
4 城館趾の調査(一) -土山町頓宮-
5 城館趾の調査(二) -能登川町種村・垣見他-
6 城館趾の調査(三) -野洲町北村・守山氏矢島-
7 平地城館趾と寺院・村落
第二章 城下町
1 観音寺城・石寺
2 小谷
3 上平寺
4 安土
第三章 土豪たちの生涯 -野洲郡北村 木村氏の歴史-
1 「安土町奉行」木村次郎左衛門尉
2 「六角義尭」と木村筑後守
3 秀吉の朝鮮出兵と木村久綱