郷土の城ものがたり 淡路篇

郷土の城ものがたり 淡路篇
出版社:兵庫県学校厚生会
発行日:1972年10月初版
ページ数:145P
編者:郷土の城ものがたり淡路地区編集委員
定価:270円(当時) 絶版
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「学校厚生会は、このたび郷土の城に重点をあて、これらの城をとりまくもろもろの話を、県下における郷土史家・会員である学校の先生がたのお力添えをいただき、さきに発行した『郷土の民謡』につづく第二弾として県民各位・児童生徒の諸君に送ることにいたしました。」
郷土の城シリーズの淡路地区。但馬・丹有・淡路・阪神・東播・西播・中播・神戸の全8冊から成る。先生が児童に向けて書いている前提なので、読みやすい。城の構造的な部分はほとんど触れてなく、城の歴史や物語を中心にまとめている。収録の城も少ないので、一城単位では十分な分量ではなかろうか。
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[目次]
洲本市
ふるさとの名城 洲本城
淡路水軍の一族 菅館
戦国の山城 猪鼻城
海を見おろす 炬口城
淡路南朝方の城 宇原城
津名郡
海の要塞 岩屋城
姫路城につづいてきずく 岩屋城
真実一路ざんげんにもくじけず 蟇浦城
わらでかみゆうた小田衆 小田氏館
城の腰にたつのろし台 尾崎城
昔を語る石組みの古井戸 郡家城
悲運の三代 柳沢城
焼け米焼け麦が残る 都志城
金のにわとりが鳴く 白巣城
苔むす日外親王の五輪塔 妙安寺城
三原郡
戦国の世を生きぬいた 庄田城
梅の名所 丸山城
淡路の守護所 養宜館
安宅氏の出城 高木城
水軍の城いまは釣堀 志知城
伝説の城 栗原城
築城なかばで廃城 感応堂城
謎と戦乱の歴史を秘める 湊城
淡路十人衆 阿那賀城
源平の戦い 弦島城
水軍の基地 沼島城