出版社:日本放送出版協会
発行日:2006年12月初版
ページ数:313P
著者:舘鼻誠
定価:970円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「戦国時代は力量の時代でもあった。室町幕府を中心とした秩序が崩壊し、各地に割拠した群雄は、お互いに覇権をきそいあった。しかし、戦国時代の主役は、お互いに覇権をきそいあった。しかし、戦国時代の主役は、英雄たちだけではなかった。崩れた中央政府のかわりに、地方が力を得て、新しい秩序を形成する時代でもあった。大名を支える家臣や村の人びと、家や生活を支えた女たちも、また時代の主役であり、西国への幹線経路としての瀬戸内海を中央に活躍した海賊衆も時代の担い手であった。」
本書は、「NHKカルチャーアワー・東西傑物伝」において、2005年1月から3月に放送された「戦国争乱の群像」のガイドブックに、大幅に加筆し、編集したものです。
[目次]
はじめに
第一章 戦国大名の実像
第二章 大名の戦場・村人の戦場
第三章 父の偉業・子の重圧
第四章 素顔の戦国武将
第五章 乱世を生きる女たち
第六章 海賊衆の世界
第七章 秀吉襲来