改訂増補 長篠日記(長篠戦記) 長篠戦史資料編その四

改訂増補 長篠日記(長篠戦記) 長篠戦史資料編その四
発行元:長篠城址史跡保存館
発行日:1972年5月初版、1980年5月改訂増補版、1984年3月三版、1993年2月四版
ページ数:72P
編集:長篠城址史跡保存館長 丸山彰
定価:750円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「明和の写本『長篠日記』を発刊した主な理由は、天正六年、乗本村安部四郎兵衛が書き残したものが原本になっていると思われるからである。天正三年の戦いのことを、天正六年三月までにまとめるという作業は、今日では想像もつかない困難があったことと思われる。その原本を何回か転写したらしいので、写し誤りがないとはいえない。然し、原本が見当らない今となっては、明和の写本を唯一の手がかりとして、検討を進めるより外に方法がない。」
はじめに、さまざまな写本として残る長篠日記の研究結果。本編は原文と口語文が上下に配置されている。


[目次]
天正元年の戦い
奥平父子徳川氏につく
天正三年の戦い
 長篠城包囲
 信長出陣
 鳥居強右衛門
 西軍の布陣
 東軍の軍議
 西軍の軍議
 鳶ヶ巣山の襲撃
 設楽原の戦闘
 東軍の退却
奥書