出版社:ソフトバンククリエイティブ
発行日:2007年7月初版
ページ数:305P+CD-ROM1枚
著者:棚床弘樹
定価:2,400円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「鉛筆パズルは、問題用紙と鉛筆さえあればどこでも楽しめる手軽さで、古くから人気を博しています。最近では携帯ゲーム機にも移植されるようになり、さらにバリエーションやユーザー層が広がっています。こうした鉛筆パズルを解いていると、『コンピュータを使ったら簡単に解けるのではないだろうか?』という疑問がわくことがあります。解く過程を楽しむのが鉛筆パズルの真髄とすれば、こうした考え方はある意味邪道かもしれません。本書ではあえてこうした邪道に挑み、代表的な鉛筆パズル3種を解くためのアルゴリズムを考えていきます。アルゴリズムを考慮していくうちに、改めて鉛筆パズルの奥深さと新しい解法に出会えると思います。さらに、ナンバープレースとナンバークロスワードでは、解法アルゴリズムを応用して、問題を作成するプログラムも作成します。」
鉛筆パズルゲームを題材にプログラムアルゴリズムを考えます。Javaで解説しているので、同じ環境で試してみるのが一番理解できますが、他の言語でも参考になるでしょう。
[目次]
第1章 ナンバープレース
第2章 お絵かきパズル
第3章 ナンバークロスワード