加賀藩の絵図展

加賀藩の絵図展
編集・発行:新湊市博物館
発行日:2003年5月9日
ページ数:24P
定価:700円(5%税込)
オススメ度:★★☆☆☆
書評:
「本館の展示の中心は、江戸時代後期を代表する和算家・測量家の石黒信由以下4代の遺品高樹文庫です。信由は、宝暦10年(1760)射水郡高木村に生まれ、最高水準の和算・測量術・絵図作製技術を身に付けていました。文政2年(1819)加賀藩から越中・加賀・能登(富山・石川県)の測量を命じられ、5年後にきわめて正確な絵図を藩に提出しました。その精度は高く、同時代の測量家で日本全図を作製した伊能忠敬の業績に並ぶものです。」
本書は、新湊市博物館で平成15年5月9日から7月6日に開催した企画展「加賀藩の絵図展」の展示図録です。絵図を中心に39点紹介されていますが、実物は相当に大きく、縮小された写真では文字は読み取れません。雰囲気でがまんして、本物は博物館へ見に行きましょう。
射水市新湊博物館ホームページ


[目次]
序にかえて
1 信由図の系譜
2 信由以下4代の実学
3 石黒家の収集図
資料目録