出版社:成美堂出版
発行日:1976年5月初版
ページ数:223P
著者:八尋舜右
定価:900円+税
オススメ度:★★☆☆☆
書評:
「本書は、武田信玄との一騎打ちをはじめ、はなやかな戦歴に彩られた闘将のダイナミックな生の軌跡をたどるとともに、自分のいだく孤高の理想と醜い現実との葛藤に傷つき悩む内面のドラマにも光をあて、なぞにつつまれた謙信伝説の暗部を鮮やかに浮き彫りにしている。俗伝巷説のたぐいに徹底してメスを入れ、適正な史料を客観的に解釈することによって、等身大の謙信像を描くことに成功した。」
物語として楽しむ分には面白いが、発行が古いので上杉謙信を研究するには後の書籍に軍配が上がる。
[目次]
訃報
末弟
還俗
げきしょう
叛乱
捏造
気質
黒烏
聖域
信濃
本丸
海路
拝謁
誓紙
隠遁
将軍
歓楽
飢民
越山
攻城
盛典
対陣
決戦
誅殺
西征
遠逝
上杉謙信年表