百姓から見た戦国大名 ちくま新書618

百姓から見た戦国大名 ちくま新書618
出版社:筑摩書房
発行日:2006年9月初版
ページ数:222P
著者:黒田基樹
定価:700円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「武田、上杉、北条・・・数々の群雄が割拠し、しのぎを削った戦国時代。飢饉と戦争で疲弊した百姓は、社会的危機には公然と『世直し』を求めた。生き延びるために、ときに大名の戦争に参加し、また、隣村との境界争いなどにも武具を携えて参集した。いっぽう大名は、百姓に礼を尽くした施策を講じて領国の安定を図った。庶民の視点から乱世期の権力構造と社会システムをとらえなおす。」
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[目次]
プロローグ 代替わりと「世直し」
第一章 飢饉と戦争の時代
第二章 村の仕組みと戦争
第三章 地域国家の展開
第四章 大名と村が向き合う
第五章 戦国大名の構造改革
第六章 大名の裁判と領国の平和
エピローグ 戦争の時代の終わり