発行:学研
発行日:1994年7月6日
ページ数:169P
定価:757円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
現在も発売されている「歴史群像」の第20号。日本史の注目は「備中高松城水攻め」です。雑誌なので今となっては古本として入手するしかないのですが、歴史は新史料の発見でもない限り古くならないというのがよくわかります。古い雑誌を購入するときは特集以外の内容が不明な場合が多いので目次は参考にあるでしょう。
歴史群像ホームページ
[目次]
総力特集 終戦50周年企画 日本が焼かれた日 本土空襲とB-29
PART1 フォトドキュメント 甦る衝撃 本土空襲 戦慄の426日全記録
PART2 航空戦略を一変させたB-29徹底解剖
PART3 本土防空の理想と現実
PART4 ”御国を守る戦士”たちの民間防空術
PART5 日本の航空技術士官が見たB-29撃墜機エンジンの衝撃
PART6 蒼穹の群像 精鋭松山343海軍航空隊
PART7 戦略爆撃思想の系譜
ヨーロッパ城郭変遷史・城と大砲(最終回) マジノ線と現代永久築城の完成
歴史検証 後詰理論で解く「備中高松城水攻め」
アジア探求紀行 川島芳子と満州帝国 ”美貌と才気”その明と暗の生涯
特別寄稿 中国動乱6つのシナリオ
戦国の深層 宴たけなわの戦国武将 ”酒”の世界
歴史異聞 毒にも薬にもならぬ!? 「毒薬志」
中国古代の風景 秦始皇帝 天子道をゆく