出版社:吉川弘文館
発行日:2007年6月初版
ページ数:298P
著者:山本浩樹
定価:2,500円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「大内・尼子・毛利・大友・島津・長宗我部ら、海外との交易のもたらす実利と地域の覇権をかけた西国大名たち。その激闘の軌跡を追い、戦乱の世を生き抜くため苦闘する国人・土豪・村人ら、戦国期西国社会の群像に迫る。」
日本の歴史における戦争・内乱を採り上げ、戦争の原因・過程・被害・結果を通して、人間にとって戦争とは何であるかを考える素材を提供しようとする、吉川弘文館発行の「戦争の日本史」第12巻。本書は第10回配本となります。
[目次]
プロローグ 西国の戦国時代
Ⅰ 戦国争乱の幕開け
1 北九州の戦乱
2 中国地方の戦乱
Ⅱ 激闘の時代
1 大内氏から毛利氏へ
2 伊予河野氏の内紛と海賊衆
3 大友氏の版図拡大
4 戦国大名島津氏の草創
Ⅲ 激突の次代
1 毛利氏の山陰征服
2 毛利氏の北九州進出
3 四国の争乱
4 大友氏・毛利氏の全面戦争
5 毛利氏包囲網
6 龍造寺氏・島津氏の発展
Ⅳ 畿内政権との対立
1 織田・毛利戦争
2 長宗我部氏の隆盛と挫折
3 島津氏・龍造寺氏の隆盛と挫折
新たな戦争のはじまり 戦国の終焉