能見城跡 送電線鉄塔建設に伴う埋蔵文化財発掘調査報告書

能見城跡 送電線鉄塔建設に伴う埋蔵文化財発掘調査報告書
編集・発行:韮崎市教育委員会、韮崎市遺跡調査会
発行日:1998年6月初版
ページ数:40P+写真図版6P+城跡地図1枚
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
書評:
本書は、山梨県韮崎市穴山町字能見城3808番地ほかに所在した能見城跡の発掘調査報告書です。精巧な測量図や写真が豊富に載っています。発掘報告書にしては珍しい論文もあり、平山優氏が書いています。能見城は新府城の外郭とされているので、武田勝頼や新府城を研究するときは参考になるでしょう。

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[目次]
第一章 発掘調査の経緯と概要
一 発掘調査に至る経緯
二 発掘調査の概要
第二章 遺跡の立地と環境
一 遺跡の立地
二 周辺の遺跡
三 歴史的環境
第三章 遺構
第四章 能見城跡測量成果
第五章 特論
天正壬午の乱 -信長死後の旧武田領争奪戦について-
第六章 まとめ