発行元:北國新聞社
発行日:2002年12月初版
ページ数:145P
定価:2,200円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
北國新聞・富山新聞に2002年1月~12月まで掲載された記事を元に加筆・構成されています。もともとが新聞記事なので各テーマが4ページほどに簡潔にまとめられており、どこから読んでも面白い。大きなカラー写真がたくさん掲載されているのもうれしい。書籍名が「高山右近」となっているが、右近の人生を辿りながら周囲の状況・人物についての解説もあるので、戦国時代が好きな人にはオススメである。
有名なキリシタン大名である高山右近は名城の名手でもあった。
[目次]
1.高槻城攻防(上)
2.高槻城攻防(中)
3.高槻城攻防(下)
4.高槻の信者
5.世界史との出会い
6.安土へ
7.セミナリヨ
8.天守指図
9.牛一と甫庵
10.本能寺の変
11.山崎の合戦(上)
12.山崎の合戦(下)
13.賤ヶ岳の合戦(上)
14.賤ヶ岳の合戦(下)
15.汝、姦淫するなかれ
16.「二人の等伯」
17.一向一揆と十字軍
18.船上城
19.伴天連追放令
20.能古島
21.小豆島
22.中国征服計画
23.神と悪魔
24.加賀へ
25.甚右衛門坂
26.南蛮寺と金沢城
27.地獄の八王子城
28.利家死す
29.四百年前のドーナツ
30.関ヶ原の合戦
31.高岡城
32.金沢と能登の教会
33.慶長のクリスマス
34.マニラに死す