出版社:アスコム
発行日:2004年7月初版
ページ数:269P
著者:岡本吏郎
定価:1,500円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「『決算書』では儲かっているのに、なぜお金がないのか?中小企業が手にしている『決算書』の『利益』は利益ではなく、『税金のために計算した、利益を水増しした数字』でしかない。こんなものを見て、『儲かっている』と信じていたら、赤字なのに税金をとられて、会社からお金が消えていくだけだ。だからといって、『脱法行為をしろ』と言いたいのではない。あくまでも、会社にお金が残る仕組みを作る方法があることを知ってもらいたいだけだ。いまの時代は、下手な節税や脱税をしたら、余計にコストがかさむだけで、何の意味もないのだ。」
決算書を読めない中小企業経営者に向けての指南書。税理士であり、コンサルタントである著名な著者によるベストセラー。
[目次]
はじめに 合法的に「裏金」を残せる「裏帳簿」の使い方を教えます!!
第1章 表の決算書は疫病神!お金が残る「裏表簿」で勝負しろ!!
第2章 儲かる会社、お金が残る会社は、「数字の意味」を知っている!
第3章 これを知らないと命とり!会社からお金が消えるカラクリ
第4章 決算書のワナにはまるな!これで「合法的裏金」が残る!!
第5章 生死を分ける損益計算書、プロの裏ワザでお金を生みだせ!
第6章 儲けの最強ツールで「裏帳簿」のお金を育てろ!
エピローグ 「借金できるぐらいの男になれ」と幼い私に言い続けたある経営者の話