出版社:日本文教出版
発行日:1968年11月初版、1973年2月3版
ページ数:186P
著者:市川俊介、藤井駿、坂本一夫
定価:550円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「今日に残る城は、城といっても、ただ石垣や濠を残すだけのものが多い。『荒城の月』がさびしく城址を照らし、『兵どもの夢』のあとには薄の穂がゆらいでいる。しかし、それらの城址は、われわれの人生に無限の哀感をそそるとともに、また祖国の歴史の重みをかみしめさせてくれる。岡山県下に残されている古城は六百におよぶ。いま、それらの中から、主なる三十六の城と城址を選んで撮影し解説を加えた。もとより学術的な書物ではない。史跡踏破を好む方々へのガイドともなれば幸甚である。」
岡山の代表的な城郭ガイド。編集途中で専門のカメラマンに任せたという写真は、編集当時の城の姿がよくわかり、古写真を含めて、多くの写真が掲載されている。
[目次]
岡山城
備中松山城
津山城
富山城
乙子城
竜ノ口城
三石城
天神山城
沼城
砥石城
明禅寺城
常山城
本太城
金川城
虎倉城
徳倉城
備中高松城
下津井城
撫川城
鶴首城
備中福山城
楪城
猿掛城
経山城
冠山城
鴨山城
国吉城
笠岡山城
高越山城
勝山城
佐井田城
岩屋城
神楽尾城
篠葺城
三星城
竹山城