ずっと受けたかったソフトウェアエンジニアリングの授業2

ずっと受けたかったソフトウェアエンジニアリングの授業2
出版社:翔泳社
発行日:2006年10月初版
ページ数:209P
著者:鶴保征城、駒谷昇一
定価:2,000円+税
オススメ度:★★★★☆
書評:
私も文系出身ですが、ソフトウェア開発者の半数はソフトウェアの基礎的学習をせずに職についていると言われます。土台が軟弱では上の建物を支えることはできません。同様にソフトウェア開発にも基礎が大事です。
本書は、2冊で大学の最新のソフトウェアエンジニアリング授業を体験することができます。元となったのは高知工学大学で行なわれ、2004年、2005年と経済産業省の「産学協同実践的IT教育基礎強化事業」の支援を受けたものです。内容は講義形式で書かれているため非常に読みやすくわかりやすいです。
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[目次]
第6章 内部設計とプログラミング
第7章 結合テスト、総合テスト、品質保証の実施方法
第8章 プロジェクトマネジメントについて
第9章 ソフトウェア産業の課題とITスキル標準
巻末付録
内部設計書
品質見解
テスト項目表
障害処理票
相互評価シート
シラバス案と授業実施スケジュール案
[著者紹介]
〈鶴保征城〉大阪大学修士課程修了。高知工科大学教授。工学博士。NTTソフトウェア(株)代表取締役社長を務めた。
〈駒谷昇一〉東京理科大学卒業。NTTソフトウェア(株)勤務。ITSSコンサルタント。