発行元:愛知中世城郭研究会
発行日:2005年8月初版
ページ数:254P
定価:3,000円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
1988年に結成された愛知中世城郭研究会の機関誌第9号。愛知県の中世城館跡調査の協力などを経て、機関誌も中世城郭研究の基礎となる縄張図中心の論文となっている。
愛知県近郊の城郭に興味ある方は以下のページへ。品切れにならないうちにどうぞ。
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[目次]
伊那 殿島城 調査報告
三河長沢3城研究の視点 -縄張研究の視点から-
『讃岐・伊予・土佐・阿波探索書』について -公儀隠密による四国七城の城郭調査(寛永4年)-
“畝状空堀群”を持つ倭城について
三河・美濃国の尾張藩家臣在所屋敷
南木曾地方の城郭について
金井年著『寺内町の歴史地理学的研究』 第九章「三河の寺内町プラン」に接して
資料紹介・小牧山城の石垣
慶長期豊後高田城普請とその意義について
『武鑑』における「居城」・「居所」表記について
飛騨三木氏の城館について
愛知県関係城館論文目録補遺
岐阜県関係城館論文目録補遺その3
雑感 南設楽郡作手村川尻城 人にとって城跡び存在とは何か
三河吉田城の修復と植生管理 -『吉田藩普請奉行日記』の記述を中心に-