発行元:石川県教育委員会
発行日:1994年3月初版
ページ数:198P
編者:石川県教育委員会
定価:2,000円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
本書は文化庁の「史跡等保存整備費(特殊)国庫補助要項」に基づき、平成4年度から5年度にかけて石川県教育委員会が実施した歴史の道調査事業の報告書の第一集。県内を通る北陸道に関する調査書である。大聖寺城、小松城、松任城、金沢城、津幡城の各城下を通過して倶利伽羅峠から富山県に抜ける道の現状と歴史を調査している。
現在すでに売り切れの状態であるが、発行部数も少ないため古書の出回りも少ないようである。
[目次]
第一章 調査の概要
第二章 古代・中世の北陸道
第三章 近世の北陸道(北国街道)
第四章 明治以降の旧北国街道をめぐる陸上交通の概要
第五章 道の現況
第六章 特論
第七章 資料