編集:地下鉄7号線溜池・駒込間遺跡調査会
発行:帝都高速度交通営団
発行日:1997年3月31日
ページ数:カラー図版7P+393P
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
「今回発掘調査を行った江戸城外堀跡四谷御門外橋詰・御堀端通・町屋跡の遺跡は、武蔵野台地の東端に位置し、標高は約28.00mから約29.00mを測る。検出された遺構・遺物は、江戸時代のものであるため、本稿では江戸時代の遺構・遺物を中心に述べることとする。」
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[目次]
第1章 四谷御門外橋詰・御堀端通・町屋跡の遺跡の成果と課題
第2章 四谷御門地点発掘の水利関係遺構に関する諸考察
第1節 四谷御門外橋詰・御堀端通・町屋跡の遺跡にみる上水の変遷
第2節 古水溜枡をめぐる若干の問題 上水以前の水利用に関して
第3節 幕府行政機構と上水管理 道奉行・普請奉行を中心として
第4節 四谷御門内外の玉川上水 「水元」樋筋とその維持管理を中心に
第5節 四谷御門周辺の近世上水普請について
第6節 幕末・明治初年の玉川上水の維持管理について 「神田玉川上水諸留」を中心に
第7節 江戸城から宮城へ
第3章 四谷御門外橋詰・御堀端通・町屋跡の遺跡から検出された地震跡
第1節 四谷御門外橋詰・御堀端通・町屋跡の遺跡における地震跡
第2節 東京層砂層の液状化の痕跡調査と一考察
第3節 東京層砂層の液状化強度に関する一考察
第4節 四谷御門外橋詰・御堀端通・町屋跡の遺跡から検出された地震跡に関する地震考古学的考察
第4章 江戸城外堀の調査成果と課題