編集・発行:北日本近世城郭検討会
発行日:2011年1月30日
ページ数:78P
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
「会津若松市に所在する神指城跡は、この築城が慶長5年の徳川家康の会津征伐の契機となり関ヶ原の戦いが起き、この結果によりこの後260年にわたる徳川政権の確立にかかる、日本の歴史に関係する遺跡です。平成21年に神指城跡に試掘調査が行われ、築城途中で中断されたままで残り、そのため築城方法が考古学的に証明でき、きわめて貴重な城であることがわかり、遺跡全体の現状保存の方針が示されました。この調査で明らかになった神指城の築城方法や、この遺跡の重要性を多くの方々に認識いただくとともに、この時期に築城された東北地方各地の城跡について検討するものです。」
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[目次]
講演 館から都市へ
報告1 神指城跡の築城工法と構想
報告2 神指築城の意味
報告3 神指城その後
報告4 米沢城と亀ヶ崎城
報告5 慶長期の山形城跡
報告6 仙台城跡と若林城跡
紙上発表1 慶長期の若松城跡
紙上発表2 史跡小峰城跡
紙上発表3 二本松城跡
資料 関連城郭位置図・関連年表