天下人の時代と坂井 戦国武将の息吹と足跡

天下人の時代と坂井 戦国武将の息吹と足跡 天下人の時代と坂井 戦国武将の息吹と足跡
編集:みくに龍翔館
発行:みくに龍翔館
発行日:2011年10月29日
ページ数:80P
定価:1,000円(税込)
オススメ度:★★★☆☆
「戦国の雄、朝倉氏や信長、秀吉、光秀、勝家から、家康の子や孫である秀康、忠直にいたるまで、多くの武将たちがこの坂井に息吹や足跡を残しています。今年は坂井市誕生から五周年、そしてこのみくに龍翔館が開館してから三十周年という記念の年にあたります。ドラマや小説などでおなじみの彼らの周辺の古文書や絵画など、初公開といえるものもふくめて、資料や文化財をご紹介いたします。」
書評:
初見の史料があるということで、確かに滝川一益・羽柴秀吉・明智光秀の三人の連判状があったり、関ヶ原で引き返した前田利長が坂井郡に禁制を出していたり、とても興味深い当時の地方の様子がわかります。


[目次]
第一章 朝倉氏の滅亡 -北陸の雄の斜陽-
第二章 信長・光秀・勝家 -織田権力の北陸進出-
第三章 秀吉の時代と坂井 -豊臣政権の領主たち-
補説 坂井郡の中小領主
第四章 藩祖秀康と忠直 -福井藩の成立-
特別寄稿 坂井郡における堀江氏らの国人層(国衆)の動向と朝倉氏の滅亡