十日町市における文化財の調査Ⅰ 十日町市文化財調査報告5

十日町市における文化財の調査Ⅰ 十日町市文化財調査報告5
発行:十日町市教育委員会、立教大学学校・社会教育講座
発行日:1974年12月31日
ページ数:54P
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
「当市では、昭和47年に文化財保護条例を制定し、これを契機に教育行政として文化財保護の問題に対する取りくみ・・・・資料の収集・調査研究・市文化財の指定をすすめております。その一環として、地域の歴史と民俗資料の調査を昭和48年度に立教大学博物館学研究室に委託いたしました。そして調査は、同大学学校・社会教育講座学芸員課程の博物館実習調査と文学部の考古学実習として実施されました。」

書評:
越後から関東に入る道を守備する重要な城だった琵琶懸城ですが、現在でも土塁、虎口など良好に残っているようです。本書には昭和48年当時に学生が調査した実測図が掲載されています。

[目次]
Ⅰ はじめに 十日町市の概観と調査の経過
Ⅱ 調査の結果とそのまとめ
 1 十日町市の古城址 琵琶懸城址の実測調査
 2 神宮寺の歴史と文化財
 3 六箇の歴史と民俗
Ⅲ おわりに