著者:佐藤正彦
出版社:石風社
発行日:2011年7月
ページ数:247P
定価:1,900円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「福岡城天守はいかなるものであったのか。新発見の文書や「九州諸城図」を初めとした史料を読み解きながら、天守はなかったとされてきた福岡城の実像と天守破却の謎に迫る」
「甦れ!幻の福岡城天守閣」の著者が、その後の調査を踏まえて、さらに福岡城天守についての持論を披露している。本当にあったのか!それともなかったのか!歴史好きとしてはあってほしいけどね。
[目次]
第一部 福岡城天守を復原する
一 築城の名手・黒田氏
二 天守不在説の起源
三 史料が語る天守
四 天守復原に挑む
五 天守はなぜ破却されたか
第二部 「九州諸城図」の図像学
一 建築史における図像の役割
二 「九州諸城図」とは
三 「九州諸城図」を辿る
四 「九州諸城図」の謎を解く