富山市日本海文化研究所紀要第6号 戦国期上杉支城の復原研究 富山県小矢部川左岸地域における中世山城とその性格

富山市日本海文化研究所紀要第6号 戦国期上杉支城の復原研究 富山県小矢部川左岸地域における中世山城とその性格
編集:富山市教育委員会、富山市日本海文化研究所
発行:富山市教育委員会、富山市日本海文化研究所
発行日:1993年3月31日
ページ数:95P
定価:不明 800円?
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「今回の論文は、越後上杉氏の支城であった今泉城(富山市)と小矢部川左岸地域の中世山城について、をテーマとされたものであります。掲載論文からは、改めて城郭研究における実地調査という基礎作業の重要性を感じることができ、また従来の文献中心の方法とは、違った視点での研究を促すものと思われます。」
富山県内の城をテーマに2論文掲載されています。いずれも興味深い内容です。紀要第2号と第4号にも論文が掲載されているそうですが、そちらも興味あります。


[目次]
戦国期上杉支城の復原研究 -越中今泉城をめぐる戦国史-
 1 はじめに
 2 城の立地と現況
 3 史料に見る今泉城の構造・規模
 4 研究史
 5 今泉城跡古図の発見
 6 今泉城の築城時期とその背景
 7 月岡野合戦と今泉城
 8 おわりに
富山県小矢部川左岸地域における中世山城とその性格 -城郭の視点から見た中世地域史の様相-
 1 はじめに
 2 五十里砦
 3 頭川城
 4 笹八口砦
 5 二ツ砦
 6 柴野城
 7 麻生谷砦
 8 浅井城
 9 赤丸城
 10 馬場東砦
 11 馬場西砦
 12 鴨城
 13 田川城
 14 今石動城
 15 安楽寺砦
 16 道坪野城
 17 小矢部川左岸地域の山城とその性格
 18 おわりに