戦国城下町一乗谷を歩く 発掘調査と環境整備のあゆみ

戦国城下町一乗谷を歩く 発掘調査と環境整備のあゆみ 記念シンポジウム 戦国城下町一乗谷の魅力を再考する
出版社:福井県立一乗谷朝倉氏遺跡資料館
発行日:2011年7月15日
ページ数:95P
定価:1,000円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「今年、一乗谷朝倉氏遺跡は、昭和46年(1971)7月に国の特別史跡に指定されて40年、遺跡内の庭園群が平成3年(1991)5月に特別名勝に指定されて20年を迎えました。また、本館も昭和56年(1981)8月の開館から30年となるという節目の年です。今回の特別展は、このタイトルが示す通り、40年の取り組みを振り返り、指定以前の写真等の資料も参考に、この間の変化や、その時々の成果、そして広い範囲に展開する戦国期の城下町の様子を再確認していただくことを目的としたものです。」
中世考古学の窓を開いたパイオニアである一乗谷朝倉氏遺跡の40年に渡る発掘調査のあゆみがよくわかります。地域ごとの調査成果が簡潔にまとめられているので、散策ガイドにもなります。


[目次]
特別寄稿 「わたしと一乗城下町発掘40年」
展示解説 「戦国城下町一乗谷を歩く 発掘調査と環境整備のあゆみ」
 Ⅰ 発掘調査と環境整備のあゆみ
 Ⅱ 一乗谷の絵画
 Ⅲ 一乗谷を歩く
 付章 一乗谷の風景
図録掲載資料一覧