松江創世記 堀尾氏三代の国づくり

松江創世記 堀尾氏三代の国づくり 松江創世記 堀尾氏三代の国づくり
出版社:松江歴史館
発行日:2011年3月19日
ページ数:96P
定価:1,050円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「松江歴史館の開館を記念して、特別展を開催致します。関ヶ原の戦の行賞として、雲・隠二州を給与された堀尾氏は、出雲国に入部すると、驚くべき速さで新しい城地を定め、城郭と城下町を築造し、松江の開府を成し遂げました。堀尾氏は吉晴・忠氏・忠晴と続いて、三代で断絶となりますが、草創期の出雲藩と松江城下町の基礎作りに大きな功業をあげたことは、特筆すべきです。」
松江歴史館の開館を記念して平成23年3月19日から5月8日まで開催された展示図録。貴重な堀尾氏三代の木造が展示され、図録で見ると迫力はありませんが、出雲時代の堀尾氏の資料として貴重ですね。


[目次]
プロローグ 堀尾氏三代 松江に集う
第一章 乱世を生き抜き大名へ 吉晴、忠氏
第二章 変革を伴う初期統治 忠氏
第三章 守られて成長 六歳の藩主忠晴
第四章 二十九年の統治 忠晴
エピローグ 堀尾氏と家臣団のその後
出品目録