著者:佐伯哲也
出版社:桂書房
発行日:2011年3月
ページ数:127P
定価:3,000円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「南北朝時代以降に築城され、慶長20年以前に廃城になった越中の中世城館の詳細な平面図(縄張図)を掲載。1は、富山市・中新川郡(上市町・立山町)・射水市の城館を収録。」
こういう本が市町村からではなく、地方出版社から出るようになったのは中世城館の愛好者が増えたということなのでしょうね。特に北陸は他地方に比べてまだまだという感がありますので、本書の発行で盛り上がればよいなーと思います。内容は富山県中部の城館の縄張図です。大きく掲載されているのは評価できますが、A4サイズでは持ち運びが不便ですね。続編の2冊は2年後だとか、楽しみです。
[目次]
Ⅰ.城館遺構
富山市(34)
立山町(4)
上市町(8)
舟橋村(0)
射水市(1)
Ⅱ.城館関連遺構(4)
Ⅲ.城館候補遺構(6)
Ⅳ.城館類似遺構(9)
Ⅴ.位置図