著者:江川達也
出版社:リイド社
発行日:2011年3月
ページ数:220P
定価:880円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「戦国史上の謎に包まれた戦いを鬼才・江川達也が活写。奇襲ではなかった!?おけはざま山とは!?今川義元の目的は!?信長のとった新戦術とは!?今ここに”新たな織田上総介信長”が浮かび上がる。」
歴史群像6月号に桶狭間の新説として紹介されていたので、興味があって購入しました。一部クチコミでは評価が悪いけど、これは漫画として読んではいけないと思います。地図に理解の深い江川氏による絵付きの小説ぐらいの気構えで読めば、とても楽しめます。加賀百万石の地元民としては、前田利家がオカマみたいに描かれているのが少々気に入らないところですが、進行経路にはとても説得力がありますね。