芸州亀居城跡 -第1・2次発掘調査報告-

芸州亀居城跡 -第1・2次発掘調査報告-
編集:大竹市教育委員会
発行:大竹市教育委員会
発行日:1980年3月31日
ページ数:22P+図版12P
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
「このたび、発掘調査を行いました『亀居城跡』は、関ヶ原の合戦後、広島へ入部した福島正則により広島城の支城として、防長二国を支配する毛利氏に対抗する拠点として築城されたもので、慶長13年、5年の歳月を費し完成したものの3年後の慶長16年、徳川幕府の圧力により取りこわされたと伝えられている城です。昭和52年、本丸跡の大規模な当時の石垣出土が端緒となり、翌年10月広島県教育委員会のご指導を受けて、現地発掘調査を開始し、その結果、新たな遺構と遺物が多数出土し、慶長年代の城郭を知る貴重な文化遺産であることが確認されたのであります。」

書評:
亀居城の貴重な発掘調査報告。現在は石垣も積みなおされ、史跡公園として整備されていますが、整備前の貴重な写真も掲載されています。

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[目次]
Ⅰ.はじめに
Ⅱ.位置と沿革
Ⅲ.郭の規模と配置
Ⅳ.調査の概要
Ⅴ.検出の遺構
Ⅵ.出土遺物
Ⅶ.総括