著者:藤田達生
出版社:八木書店
発行日:2010年6月
ページ数:330P
定価:3,400円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「百家争鳴の「本能寺の変」を、従来の常識・通説に左右されることなく、良質の史料に基づき検証し、本能寺の変研究を織田政権論の重要なテーマとして位置づける。各史料には、読み下し文と平易な解説を付す。」
歴史的大事件であった本能寺の変を良質な史料から検証する本。あったようでなかった本がこの価格で入手できるのはありがたいですね。読み下し文もついていますので、自分なりの本能寺の変の解釈を考えてみようと思います。
[目次]
はじめに
プロローグ 明智光秀は逆臣だったのか?
第一章 信長の西国政策
第二章 天下統一の最終段階
第三章 「安土幕府」の時代
第四章 本能寺の変
第五章 太閤と神君の神話
エピローグ 信長スクール
おわりに