著者:野村昭子
出版社:北國新聞社
発行日:2009年8月
ページ数:139P
定価:1,429円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「「利家とまつ」の次男、前田利政。家康暗殺計画、京都での華麗なる交流など、利政と前田家の知られざる真実を紹介。また、尊経閣文庫初代編輯方・永山近彰が大正時代に記した「前田利政朝臣家傳」も掲載する。」
前田利家の次男利政の伝記。長男利長は加賀二代藩主として著作は少なくないが、利政は関ヶ原後に蟄居となったため、その一生についてはほとんど知られていない。地元にとっては貴重な歴史書です。
[目次]
第一部 前田利政伝
一 誕生から関ヶ原の合戦まで
二 東西からの出陣要請
三 京都での交流
第二部 余話
一 蒲生家のこと
二 関兼元の刀
三 財産目録に思う
第三部 資料編
一 前田利政朝臣家伝(原文)
二 前田利政朝臣家伝(読み下し)
三 前田土佐守家系譜略