美濃市と金森長近公

美濃市と金森長近公
著者:高林玄宝
出版社:清泰寺長養軒
発行日:1958年2月15日
ページ数:55P
定価:非売品
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「此の機会に是非共、郷土史が欲しい。而して遭い難き五十年目一回の大法要を記念して之を発刊し、忘れられた鉈尾山城主の佐藤家及び小倉山城主の金森家の事蹟、並びに禅林の古刹清泰寺の沿革等、山紫水明の郷土の歴史のあらましを紹介して懐古の情を新たにすると共に、長近公の余光を偲んで広く其の徳功を宣布して、郷土の方々の発憤の資としたい。」
美濃市上有知については、昨年の大野城築城430年シンポジウムで初めて知りました。本書では、その上有知の城下町の歴史について、金森長近と佐藤氏を中心に記述されています。こういう郷土書は広く復刊してほしいですね。
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[目次]
一 はじめ
 (一)夢
 (二)美濃
 (三)上有知
 (四)上有知の領主
二 佐藤氏の事
 (一)藤城の城主佐藤宗信
 (二)鉈尾山城主佐藤清信
 (三)第二代城主佐藤秀方
 (四)第三代城主佐藤方政
 (五)鉈尾山
 (六)佐藤氏時代の城下町
三 金森家の事
 (一)金森長近公
 (二)上有知の金森家の断絶
 (三)飛騨の金森家の事
 (四)飛騨の金森家の末路
 (五)郡上の金森家の事
 (六)金森家の没落
 (七)小倉山城主
四 清泰寺
五 金森長近公の余光
六 むすび