加藤嘉明と松山城

加藤嘉明と松山城
著者:日下部正盛
発行:愛媛新聞サービスセンター
発行日:2010年9月
ページ数:184P
定価:1260円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「賎ケ岳七本槍として名高い、初代伊予松山藩主・加藤嘉明。転戦に明け暮れ、立身出世を成し遂げた戦国武将の知られざる生涯をつづる。加藤嘉明像と松山城のカラーグラビア、コラム、年表も収録。」
書名には「松山城」とありますが、大部分は加藤嘉明の伝記となっています。賤ヶ岳七本槍として有名な加藤嘉明ですが、加藤清正、福島正則にくらべるとメインで取り上げられることは少ないですね。ということでは、藩主となった松山で出版されることは郷土の歴史を広めるためにも有意義ですね。
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[目次]
第一部 加藤嘉明伝
 序章
 第一章 秀吉の近習時代
 第二章 賤ヶ岳七本槍
 第三章 転職の日々
 第四章 秀吉の天下統一
 第五章 文禄の役
 第六章 嘉明、伊予松前へ
 第七章 慶長の役
 第八章 松山城築城
 第九章 嘉明の会津時代
 終章 その後の加藤氏
 付章 嘉明の二人の家臣
第二部 嘉明の防衛戦略
 序章
 第一章 七曲りの謎
 第二章 松山城と移築建造物