著者:畠山権治
出版社:文芸社
発行日:2010年12月
ページ数:208P
定価:1,400円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「土佐の戦国時代において、本山城・朝倉城・浦戸城と土佐の中原を不動のものとし、「平天下」を求めて進軍した本山氏の興亡を、著者の独自の史観に基づいて描く。」
土佐といえば、長宗我部氏、山内氏・・・だけじゃないぞ!という著者の叫びが聞こえてきます。本山氏を中心に、その先の守護細川氏、本山氏を滅ぼした長宗我部氏を著者が持論を入れて語ります。こういう郷土書が面白いんですよ。
[目次]
第一部 本山氏の背景
第二部 本山氏の土佐戦国時代
第三部 後日談・長宗我部氏時代