著者:田安徳川家第11代当主 徳川宗英
出版社:文芸春秋
発行日:2010年11月
ページ数:311P
定価:638円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「徳川家は、三代将軍・家光以来の散歩好きとか。その血を受け継ぐ御三卿・田安徳川家の当主が、東京に残る歴史の見どころ、おもしろ史跡の数々をご案内します。江戸城の内濠、外濠沿いを一緒に歩き、とっておきのエピソードを聞きながら、歴史のロマンに浸る。歴史ファン、散歩好きにはたまらない楽しい一冊です。」
田安徳川家の現当主が語る東京に残る江戸時代の史跡などを紹介。徳川家出身だからこそ知るあなたの知らない東京が見つかるかも?
[目次]
第一章 江戸城お濠めぐり
外濠をたどって江戸の広さを体感
内濠沿いをひとめぐり
第二章 江戸そぞろ歩き
江戸城のお濠の水は飲み水だった
上野公園を歩くと実感する時代の流れ
歴代将軍が眠る寺を訪ねて1 - 上野・寛永寺と谷中界隈
歴代将軍が眠る寺を訪ねて2 - 芝・増上寺から愛宕山へ
山の手と下町は地形の違い
江戸の坂道異聞
「忠臣蔵」ゆかりの地を歩く
江戸を焼き尽くした振袖火事
大川のほとりは将軍の御船蔵
江戸の人気スイーツ
田安家ゆかりの三つのお稲荷さん
第三章 東京逍遥 -江戸、明治、大正-
都庁と徳川家の意外なつながり
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