企画展 徳川御三卿展

企画展 徳川御三卿展 企画展 徳川御三卿展
編集・発行:江戸東京博物館
発行日:2010年105日
ページ数:66P
定価:1,000円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「東京都江戸東京博物館では財団法人徳川記念財団とともに、徳川将軍家を中心とする江戸時代の武家文化に関する展覧会を共同で開催して参りました。本年度は、江戸時代中期に創設された田安徳川家、一橋徳川家、清水徳川家の三家に焦点をあてた企画展「徳川御三卿」を開催する運びとなりました。今回の展覧会では御三卿の各家の系譜と、それぞれの家が果たした役割や領知のあり方を紹介するとともに、徳川将軍家との関係を示す数々の拝領品をはじめ、御三卿の各家に伝来した貴重な品々を展示しました。」
大名であった徳川御三家(尾張、紀伊、水戸)の展覧会は地元を中心に多く開催されているが、領地を持っていなかった徳川御三卿に関する展覧会は少ない。今回の展覧会では貴重なものが展示されていましたが、よく知らなかった御三卿の実態がわかってよかったです。


[目次]
御三卿関係略系図
プロローグ
第1章 徳川将軍家と御三卿
第2章 培われた学問の家風 田安徳川家
第3章 幕府政治への参画 一橋徳川家
第4章 将軍家を支えた明屋形 清水徳川家
エピローグ
関連年表
論考
 田安家の学芸 -初代宗武を中心に-
 一橋家の成立 -相続問題と家臣団整備の側面から-
 清水徳川家の行く末
御三卿当主一覧