戦乱の空間 第9号

戦乱の空間 第9号
発行日:2010年7月初版
ページ数:88P
編者:戦乱の空間編集会
定価:1,000円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
城郭を単独で捉えるだけではなく、歴史背景や地理的ルートの中での存在意義を考察する、戦乱の空間の第9号。1,000円で購入できます。というかいつの間にかホームページなくなっていますね。
今号は4本と論文は少なめですが、城郭のなかの「塹壕」の利用や、城郭絵画から縄張り図を作成するというような面白い視点の論文が収録されています。


[目次]
城郭等における「塹壕」等の活用
城郭絵画の縄張り図化の試み -豊臣期大坂城・順天倭城・聚楽第-
緩慢な低い切岸
チャシ・グスク・防御性集落 -弥生系高地性集落を考えるアナロジーとして-