編集・発行:小松市立博物館
発行日:2002年10月5日
ページ数:45P
定価:1,500円(税込5%)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「NHK大河ドラマ『利家とまつ』の放送に伴い、小松と前田家との関わりを集積し、紹介する特別展を企画しました。小松の人々と前田家との関わりは、浅井畷の戦いにはじまります。関ヶ原の戦いの前哨戦として、当時の小松城主丹羽長重と金沢城主前田利長が一戦交えたのがこの戦いです。その後、加賀は前田家の領土となり、三代前田利常により小松城や今に残る町並みが整えられることになります。本展では、前田家のなかでもかかわりの深い二代利長、三代利常、この二人にスポットをあて、小松と前田家の関わりと、現在も残る事績をたどります。」
平成14年10月5日から11月24日まで開催された企画展ですが、今年開催中の企画展「利常と小松城」でも四章、五章を中心に実物を見ることができます。意外に多くの遺物が残っているのですね。
[目次]
一 丹羽長重と小松
二 浅井畷の合戦
三 前田利長
四 小松と前田利常
五 小松城
六 利常と寺社の崇敬
出品目録