発行:教育出版文化協会
発行日:1986年7月24日
ページ数:67P
著者:各務義章
定価:1,000円
オススメ度:★★★☆☆
「高山陣屋は明治維新とともにその歴史を閉じたが、以降も県政の事務所として利用された。昭和44年12月飛騨県事務所の移転に伴い、県教育委員会に移管され、全国唯一の現存陣屋として昭和45年9月より修復工事が始まり、昭和49年3月までと、昭和55年3月から昭和58年11月までの2回にわたる工事で、江戸時代の高山陣屋の姿がよみがえった。」
書評:
筆者が関わった2度の修復工事に関しては紙面の都合上、あまり多くは載せられていないが、高山陣屋の概要を知るには十分な資料となっている。
[amazonjs asin=”B000J739M0″ locale=”JP” tmpl=”Small” title=”史跡高山陣屋跡第二次復旧修理及び環境整備工事報告書 (1984年)”]
[目次]
Ⅰ.飛騨の歴史と高山
1 歴史の流れ
2 高山市の概説
3 高山文化の根
4 金森氏と高山城
5 幕府直轄領支配
Ⅱ.高山陣屋の姿と推移
1 高山陣屋の概要
2 陣屋配置の推移
3 国の史蹟指定と回収
4 解体修理工事について
Ⅲ.高山陣屋文書の概要
1 高山陣屋役人一覧
2 徳川幕府郡代・代官所配置図
3 高山陣屋関係年表