出版社:河出書房新社
発行日:2010年1月初版
ページ数:111P
著者:藤井尚夫
定価:2,500円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「中世と近世との中間に位置する戦国時代の情報が凝縮された、備蓄戦力の抜け殻としての城跡。文献的資料だけからでは見えてこない、戦国城郭の調査過程や結果を、復元作業を軸にビジュアルにまとめる。〔初版のタイトル:ドキュメント戦国の城〕 」
2005年に販売されたものを新装版として再発売されました。イラストは今の姿からは想像が難しい当時の情景を想像しやすくしてくれますが、そのイラストが写真複写しているのかぼやけるいるものが多い。それだけが残念です。
[目次]
第一章 戦国の城を歩く
戦った城とは
戦国大名の居城
戦国大名の支城
第二章 戦国の城を攻める
城攻めの種類
野戦の城攻め
先進地の城攻め
攻められる準備
最後の籠城戦
第三章 戦国の城を復元する
全域模型復元Ⅰ<鉢形城>
銭記模型復元Ⅱ<勝連城>
水軍基地の復元
物流都市の危機管理<左沢楯山城>
初期近世城郭の復元Ⅰ<安土城>
初期近世城郭の復元Ⅱ<名護屋城>