発行・編集:高岡市教育委員会
発行日:2009年3月31日
ページ数:27P
定価:1,000円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「本書は、越中三大山城の一つと評価される守山城の遺構の広がりや文献史料を調査することで、文化財として歴史的な価値を掘り起こすことを目的としたものです。」
守山城跡に関する本格的な範囲確認調査報告書の2冊目です。本書では、守山城本体というより、周辺の資料から守山城の状況を探ろうとしている。
2009年8月29日に高岡市立博物館で開催された特別講演会会場で購入した。後日、高岡市福岡歴史民俗資料館で販売されているのを見つけた。
[目次]
Ⅰ 阿尾城主菊池右衛門入道と守山城
Ⅱ 前田利長の居城移転と山城停止令
Ⅲ 前田斉泰の二上山登山について
Ⅳ 守山城外縁部の遺構
(一) 西尾根遺構群
(二) 北尾根遺構群
(三) 摩頂山南砦
Ⅴ 戦前における守山城跡の保存・顕彰運動